埼玉県伊豆潮風館について-伊豆潮風館の存続について-

Q.安藤友貴 議員(公明)

伊豆潮風館の事業継続についてお伺いいたします。
障害のある方と、その御家族のための宿泊休養施設、また、健康増進やレクリエーションの場として気軽に利用できるよう設計され、社会参加の促進や障害者の方々が安心して外出・宿泊できる環境を提供することで社会とのつながりを深める支援をしています。しかし、施設の老朽化や利用者数の減少、民間施設の代替が可能との理由から、有識者会議で廃止が妥当と判断されたと伺っています。
さきのおおぞら号の運行終了と同様に、障害者団体などからは余りに唐突であり、福祉の象徴としての役割を再評価し、存続を求める要望書が県に提出されていると聞いております。伊豆潮風館の事業の存続に向けての福祉部長の見解を伺います。

A.岸田正寿 福祉部長

伊豆潮風館は昭和63年の開設後30年以上が経過し、老朽化が進んでまいりました。
また近年は、障害者差別解消法などの施行により、民間宿泊施設での障害者の受入れ環境の整備が進むとともに、潮風館の利用者の内、県内の障害者とその介護者の割合は約43%に低下しております。
こうしたことから、潮風館の在り方について検討する時期に来ていると考えております。
潮風館は指定管理者制度により運営されておりますが、次期の指定管理の期間は令和9年度までとさせていただく予定でございます。
それまでに、障害者団体から丁寧に御意見を伺うとともに、民間宿泊施設のバリアフリー化の状況や他都県の先進的な取組などを研究し、廃止も含めて潮風館の在り方を検討してまいります。

再Q.安藤友貴 議員(公明)

民間の者もしっかりと一緒に、障害者団体の方といろいろお話をしていただけるというですけれども、この伊豆潮風館は御家族にとって安心して外泊ができるところなんです。やっぱり長年にわたり障害のある方の理解とか、そういったものもあります。歴史と役割があるというふうに積み重ねてきています。それの部分も含めまして是非検討をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。再質問です。

再A.岸田正寿 福祉部長

これまで潮風館が果たしてきた役割、こういったことも踏まえながら、今後のあり方を検討してまいります。

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