都市計画道路南浦和越谷線の整備について

Q.塩野正行 議員(公明)

この道路はさいたま市南区から川口市北部、草加市、越谷市までを東西に貫く幹線道路です。川口市内は草加市境の戸塚環境センター付近まで4車線道路が既に整備されております。しかし、草加市境から東側は、越谷市内のごく一部を除き約3キロメートルが未整備のままであります。平成12年には川口市境から国道4号までの区間について、県、草加市、越谷市がそれぞれ整備区間を定め事業を推進することになりましたが、20年経ちました。現在、全く進展が見られません。川口市内の周辺住民からは、なぜ道路整備が進まないのか、疑問の声が数多く寄せられています。
草加市区間は綾瀬川を越える橋の設置が必要ですが、早急な設置を皆、求めています。幹線道路に橋がないため、戸塚環境センター付近からの住宅地をあちこちう回している状況であり、住民からは危険だとの指摘も受けています。
都市計画道路南浦和越谷線の早期整備について、県が中心になって力強く推進していただきたい。今後の県の取組について、県土整備部長よりお答えください。
 

A.中村一之 県土整備部長

この道路は、さいたま市南区から川口市、草加市を経て越谷市蒲生地内に至る延長約12キロメートルの幹線道路で、川口市内の約8.8キロメートルが既に供用されています。
未整備区間が整備されることにより、南北方向に走る第2産業道路や国道122号、国道4号などの幹線道路が、4車線の道路で東西方向に連絡され、さらに交通の円滑化が期待されます。
未整備区間のうち、川口・草加市境から国道4号までの区間は、平成12年に県、草加市、越谷市の3者でそれぞれの整備区間を定めております。
これまでに県は用地買収、草加市は橋りょう概略設計、越谷市は用地測量などを進めてまいりました。
このうち、草加市が整備する区間には綾瀬川があり、橋りょうを新設するためには多額の事業費が必要となり、事業化の課題となっています。
この路線は、東西方向の幹線道路となることから、県・草加市・越谷市の3者が整備の必要性を再確認し、それぞれが整備を進められるよう協議を行うとともに、両市に対して国の有利な補助制度を提案するなど、事業の促進に努めてまいります。
 
 
上記質問・答弁は速報版です。
上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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