相談体制の充実について

Q.橋詰昌児 議員(公明)

アピアランスケアとは、医学的、整容的、心理・社会的支援を用いて外見の変化を補完し、外見の変化に起因するがん患者の苦痛を軽減するケアのことです。厚生労働省では、がん医療の進歩により治療を継続しながら社会活動を送るがん患者が増加している、治療に伴う外見変化に対して医療現場におけるサポートの重要性が認識されているといった現状を踏まえ、アピアランスケアの必要性を示しています。
アピアランスケアにつきましては、平成28年12月定例会、一般質問で我が党の蒲生議員が取り上げ、また本年11月18日には公明党県議団として「アピアランスケア」という言葉を作成した国立がん研究センター中央病院へ視察で訪れ、様々ながん患者の相談支援を実施されているお話を伺うことができました。中でも、アピアランス支援センターはがんやがん治療による外見の変化がつらい、不安だと感じている患者さんの相談に応じる部門で、医師や看護師、薬剤師、臨床心理士、理容専門家などが連携され、化粧品など日常のお手入れ用品を使った方法あるいは心理学的な手法など、様々な方法を用いて患者さんの外見に関わるつらさを軽くすることを目指しております。
ここで学ばせていただいたことは、アピアランスケアというと外見にのみとらわれがちですが、重要なのは心のケアも行う相談体制の整備強化であるということでした。そのためには、アピアランスケアについてはその研修が大変に重要になります。しかし、その応用編までの修了者が埼玉県ではまだまだ少ないと伺っております。
そこで、研修の更なる拡充と県のがん診療連携拠点病院、埼玉県がん診療指定病院へアピアランスケアのスキルを持った相談者を配置していく必要があると考えますが、保健医療部長のお考えをお示しください。
 

A.関本建二 保健医療部長

国の検討会では、外見の変化についての悩みの本質は、自分らしさの喪失やがんにかかった可哀そうな人などと思われ、これまで築き上げた人間関係が変化することへの不安であると説明されています。
アピアランスケアにおいては、こうした悩みの本質を理解した上で行う心のケアが非常に重要であると考えます。
議員お話しの国立がん研究センター中央病院が主催する「アピアランスケア研修」を昨年までに応用編まで修了した者は全国で533名、本県では20名とまだ少ない状況です。
この研修はニーズが高いにもかかわらず、年間の受講定員が全国で80名と少ないため、十分な受講ができない状況にあります。
こうしたことから、県内のアピアランスケアの相談体制の整備・強化を図るため、国立がん研究センター中央病院の協力を得て本県主催の研修会の開催を検討してまいります。
そのうえで、がん治療において中核的役割を果たす病院が相談スキルを持った人材を計画的に育成・配置できるよう支援してまいります。
 
 
上記質問・答弁は速報版です。
上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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