東埼玉道路の整備と周辺開発について

Q.蒲生徳明 議員(公明)

東埼玉道路は、八潮市の外環道を起点として私の地元草加市を通り、春日部市の国道16号庄和インターチェンジまでの延長17.6キロの道路です。現在は、一般道が外環道から北に向かって順次整備が進められています。県内では圏央道の開通により、人・モノの流れが大きく変わり、周辺地域は流通業務を中心として企業の立地が相次ぎ、雇用をはじめとする大きな経済効果を生んでいます。高速道路などの自動車専用道路の開通が地域の在り方に大きな影響を及ぼすことは、圏央道の例を引くまでもありません。翻って、県東部地域には高速道路がありません。圏央道の効果も一部にとどまっています。
そこで、東埼玉道路ですが、この道路は一般道と自動車専用道路で構成され、現在は一般道の整備が先行して進められています。先般、国が中心となり、県も参加している埼玉県渋滞ボトルネック検討ワーキングが開催され、自動車専用道路の早期整備の必要性が議論されました。県東部地域にとって高速道路は希望、むしろ渇望ですらあります。
そこで、まず、現在国が整備を進めている東埼玉道路の一般道の整備の進捗状況について、県土整備部長に伺います。
また、東埼玉道路のうち、自動車専用道路については、国道16号から杉戸町や幸手市を通り、圏央道までつなぐ構想があり、この区間も含め完成すると県東部地域を貫く大幹線道路となります。
そこで、東埼玉道路のうち自動車専用道路について、外環道から国道16号までの計画区間の事業化、さらにその先の圏央道までの構想区間の計画の具体化について、県として国にどのように働き掛けているのか、併せて県土整備部長に伺います。
また、高速道路は、その整備が結果として様々に投資を呼び込みます。逆に、そうした周辺整備が進むということが高速道路を整備する目的にもなります。正に道づくりはまちづくりです。東埼玉道路周辺では、私の地元草加市の柿木地区、松伏町の田島地区で産業団地の整備が進められるなど地域のポテンシャルが高まっていますが、潜在的なポテンシャルはまだ高いと認識しています。ほかにも東埼玉道路の沿線で幾つかの産業団地の整備計画があると伺っています。当然ながら、企業局としても道路整備によるアクセス向上の期待があるからこそ、そうした整備計画を行っていると思います。道路整備による正のスパイラル効果の典型ケースであり、県経済の活性化への貢献も大きいと考えます。
そこで、公営企業管理者に伺います。まず、これまで行ってきた圏央道周辺での産業団地の整備によりどの程度の経済効果があったのか、それを受け、東埼玉道路での産業団地の整備をどのように進めていくおつもりなのか、併せて地元草加柿木地区では産業団地の整備が進められていますが、東埼玉道路の高速道路化により、更なる発展も期待できます。その期待について地元事業者の代表として御所見をお聞かせください。
 

A.西成秀幸 県土整備部長

東埼玉道路は、東北道や常磐道などの高速道路を補完するとともに、国道4号の交通混雑の緩和や東埼玉道路沿線の開発事業を支援する大変重要な幹線道路です。
東埼玉道路は一般道と自動車専用道路で構成されており、一般道が先行して事業化されております。
一般道については、八潮市八條地内の外環道から吉川市川藤までの5.7キロメートルが供用され、その先の春日部市水角地内の国道4号バイパスまでの8.7キロメートル区間が事業中となっております。
事業中の区間の進捗状況ですが、沿線市町の熱心な協力もあり、平成29年度末の用地買収率は85%になったと伺っております。
また、工事については、大落古利根川に架かる橋りょう下部工の工事を進めるとともに、順次盛土工事を進めています。
次に、自動車専用道路のうち既に都市計画決定されている国道16号までの区間の事業化と圏央道までの構想区間の計画の具体化についての、国への働きかけについてでございます。
県では、これまでも沿線市町と連携し、早期事業化、早期計画の具体化に向け、要望活動など国への働きかけを行ってまいりました。
また、10月に開催された埼玉県渋滞ボトルネック検討ワーキンググループにおいて、県から、県東部地域のさらなる発展のためにも、自動車専用道路の早期整備の必要性について強く申し入れたところです。
今後も引き続き、東埼玉道路の整備について、あらゆる機会を通じて、国に強く働きかけてまいります。
 

A.立川吉朗 公営企業管理者

企業局では、平成19年度から平成28年度までの間に圏央道の周辺で6団地、144.6ヘクタールを整備いたしました。
これによりまして、44の企業を誘致し、約6,000人の雇用拡大と4,078億円の経済効果を生み出したものと推計しております。
圏央道の周辺は、全面開通とこれにアクセスする道路の整備によって、本県への企業立地が進み、大きな経済効果がもたらされました。
東埼玉道路でも同様に、道路整備がもたらす地域の交通利便性の向上によりまして、その沿道は事業地の確保を検討している企業にとっても魅力的な地域となります。
企業局では、そうした利便性向上を見込み、既に「草加柿木地区」及び「松伏・田島地区」で産業団地の整備を進めているほか、いくつかの地区で整備に向けた調査を行っております。
県東部地域の更なる発展のため、東埼玉道路の整備と軌を一にした産業団地の整備を、沿道地域の市町と連携してスピーディに進め、企業誘致による地域経済の活性化と雇用創出に貢献してまいります。
さらに、東埼玉道路の高速道路化がなされれば、アクセスがより一層向上して人とモノが盛んに行きかう、県東部における地域経済の大動脈となります。
現在整備を進めている「草加柿木地区」においても、県内外へのアクセス時間の大幅短縮が図られ、立地企業にとって大きなメリットがあり、産業団地の大きな魅力アップにつながるものと考えております。
 
上記質問・答弁は速報版です。
上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
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