県道平方東京線の拡幅整備について

Q.橋詰昌児 議員(公明)

県道平方東京線は、越谷市から草加市、八潮市を通過し、足立区までの南北に走る路線として日々の経済活動はもとより、特に沿線に住居を構える地域住民の皆さんにとっては、日常生活を営む上で極めて重要な路線となっております。しかし、越谷市内は全般的に道路幅員が狭く、相互通行の厳しい場所も多くあります。特に、新方東部地域では主要地方道越谷野田線の渋滞を避けるための抜け道にもなっており、朝の時間帯は通勤等で急ぐあまりスピードを出す車が多くなっている状況です。
さらに、新方小学校の通学路になっているにも関わらず道路幅員が狭いことから、ガードレール等の設置ができる場所がなく、しかも雨の日などは児童が差す傘と車が接触することもあり、大変に危険な状態になっております。今年1月には地元の新方東部地区自治会連合会からも、同路線の拡幅整備について要望書を知事宛てに提出したと伺っております。沿線地域住民の安全性、利便性向上のため、1日も早い道路拡幅整備が必要と考えますが、整備状況について県土整備部長の答弁を求めます。
 

A.中村一之 県土整備部長

この県道の越谷市新方地区では、幅員が狭いことから、新方小学校付近から北側の延長約1.1キロメートル区間の拡幅整備を進めてまいりました。
これまでに、小学校に隣接した区間の歩道整備を含め、用地買収に御協力の得られた合計390メートル区間の拡幅工事を実施いたしました。
残る区間では用地取得が難航し、拡幅工事は平成27年度から休止しておりますが、歩道のない区間にグリーンベルトを設置するなど、児童の交通安全の向上を図ってまいりました。
令和2年1月に、未整備箇所の拡幅整備を求める知事宛ての要望書が提出されたため、令和2年2月に事業推進に向け、地元自治会の代表者などと意見交換を行ったところです。
今後は、越谷市や地元自治会の御協力を得ながら、事業の再開が図れるよう努めてまいります。
 
 
上記質問・答弁は速報版です。
上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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