地元問題-都市計画道路保谷朝霞線について-

Q.安藤友貴 議員(公明)

都市計画道路保谷朝霞線は、県南西部の県道練馬所沢線を起点に国道254号を結ぶ、4,440メートルの広域幹線道路です。
この道路について、令和3年12月定例会において、私がこのように質問いたしました。都市計画道路保谷朝霞線についてのうち、産業道路より国道254号までの2.7キロ区間の未着手部分について、今後のスケジュールをお聞きいたしました。平松県議も同様の質問をしております。この質問に対し、県土整備部長より、「令和3年度は国道254号との交差部分について構造を検討し、令和5年までの都市計画変更に向けて取り組んでいく」と答弁がありました。
しかし、最近になって当初の予定から2年ずれ、令和7年度の予定になるとお聞きいたしました。地元は議会答弁を受け、令和5年まで都市計画変更で考え、スケジュールを組み、市議会の質問に対してもそのように答えております。
そこで、3点、県土整備部長に質問いたします。
「令和5年まで都市計画変更をしていく」と議会答弁をされました。新座市も、地元住民も、このスケジュールで様々検討しております。この点についてどう思われるか、お聞きいたします。
2点目に、なぜ予定が大幅にずれ込んだのか、お聞きいたします。
3点目、改めて、今後のスケジュールについてお答えください。

A.金子勉 県土整備部長

都市計画道路保谷朝霞線は、都県境から国道254号までを南北に結ぶ約4.4キロメートルの幹線道路です。
御質問の産業道路から国道254号までの約2.7キロメートル区間につきましては、事業化に向けて、道路幅員等に関する都市計画変更が必要であることから、これまで令和5年度の変更を目標に取り組んでまいりました。
しかしながら、施工計画の検討や、関係機関との協議に期間を要したことから、令和5年度内の都市計画変更が困難な状況となったことにつきまして、新座市や地元の皆様方にご迷惑をお掛けすることとなりました。申し訳なく思っております。
次に、「なぜ予定が大幅にずれこんだのか」についてでございますが、保谷朝霞線と立体交差している国道254号は、交通量が非常に多く、榎木ガード付近では高低差があり、複雑な地形となっております。
都市計画変更を進めるにあたり、施工時の迂回方法を始めとする施工計画や、架設後55年を超え老朽化した榎木ガードの更新もあわせて検討する必要がございました。
さらに、国道254号との合流箇所が新座大橋付近に近接することから、新たにその形状について検討する必要が生じたため、これらに多くの期間を要しました。
「今後のスケジュールについて」でございますが、この度、交通管理者など関係機関との協議も整ったことから、令和5年12月に地元説明会を行い、都市計画変更に着手してまいります。
今後は、令和7年秋までの都市計画変更に向けて取り組んでまいります。

上記質問・答弁は速報版です。
上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。

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