Q.深谷顕史 議員(公明)
令和元年12月議会でも県管理河川の監視体制について取り上げさせていただきましたが、河川の水位状況が分からないため、大雨の中、住民が自分の目で川を見に行く光景があり、非常に危険な状況であったと認識しています。また、カメラの性能の問題だとは思いますが、本年の台風第2号の際に埼玉県川の防災情報を確認したところ、監視カメラで夜間の映像が白黒で見えづらいものがありました。
決壊や氾濫、水位上昇の状況など河川のリアルタイムの状況を把握するためには、水位計や監視カメラの質・量ともに充実を図ることは必要不可欠です。そこで、県管理河川における水位計及び監視カメラの整備状況と今後の見通しについて、県土整備部長にお伺いいたします。
A.金子勉 県土整備部長
水位計につきましては、これまでに、県管理河川において、水防活動や河川管理上、必要な箇所など279箇所で設置し、令和5年度は、107箇所で設置を進めております。
また、河川監視カメラにつきましても、これまでに105台を設置し、令和5年度は、97台の設置を実施しております。
さらに、夜間の画像が見づらかった49台の河川監視カメラについては、令和5年度に全て高感度カメラに交換し、鮮明な画像となるよう改修してまいります。
これら水位計や河川監視カメラの情報を、これまでと同様に埼玉県川の防災情報ウェブページで公表していくことで、さらに県民の方が川の状況を容易に把握できるようになります。
引き続き、県民の皆様の安心安全の実現に向けて、河川情報の充実に取り組んでまいります。
上記質問・答弁は速報版です。
上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。