Q.権守幸男 議員(公明)
都市計画道路上野長宮線は、さいたま市岩槻区古ケ場から春日部市増戸地区までの幅員が18メートルの2車線で、延長4,110メートルとなっております。これまでさいたま市内の区間については整備が完了しておりますが、さいたま市境から国道16号バイパスまでの区間、春日部市内の約430メートルが未整備となっております。特に、朝夕の通勤時間帯において、北側のさいたま市岩槻区側から、あるいは南側の国道16号バイパスから増戸地区を通過する自動車が入り込み、小学校へ通う子供たちが大変危険にさらされています。見守り隊の方々や地域住民からは、一日も早い開通を強く望む声をいただいております。
当初の計画にはなかった都市計画道路上野長宮線が接続する春日部市内の国道16号線に右折車線を設けることとしたため、周辺の一部区間を拡幅、それに伴う交差点の形状変更及び起点の位置を変更することとなりました。
今年の6月12日に開催された第235回都市計画審議会において、私もこの審議会に委員として参加しておりますが、その変更部分について都市計画決定変更案が審議され、6月29日に告示が行われました。また、この春日部市内の都市計画道路上野長宮線とこれに関連する国道16号バイパスの整備について、9月18日付で都市計画法に基づく都市計画事業として国が事業認可の告示を行ったと聞いております。
そこで、都市計画道路上野長宮線の今後の整備の見通しについて、県土整備部長にお聞きいたします。
A.西成秀幸 県土整備部長
春日部市内の都市計画道路上野長宮線については、県道野田岩槻線のバイパスとして県が整備を進めております。
現在までに、地元説明会や測量設計を実施し、国道16号に右折帯を追加するなどの都市計画変更を行いました。
その後、事業化に向け、国土交通省に事業認可の申請を行い、平成30年9月18日に告示されました。
今後は用地取得に向けた準備を進め、平成31年度から用地取得に着手してまいりたいと考えております。
引き続き、地元の皆様の御理解と御協力をいただきながら着実に事業を進めてまいります。
上記質問・答弁は速報版です。
上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。