Q.安藤友貴 議員(公明)
学校保健安全法にこうあります。少し省略しますが、設置する学校の児童生徒等及び職員の心身の健康の保持増進を図るため、当該学校の施設及び設備など整備充実の措置を講じること。これは行政がやることとあります。
繰り返しますが、今やエアコンは心身の健康を守るために必要な設備であります。すぐにでも公費化すべきと考えますが、お答えください。
A.高田直芳 教育長
現在、県立高校普通教室の空調設備に係る経費全般を、保護者の皆様に御負担いただいておりますことにつきましては、先ほども御答弁申し上げましたとおり、大変心苦しく思っているところでございます。
議員お話しのとおり、今年も6月下旬から猛暑日が続くなど、近年の夏場の暑さは非常に厳しいものとなっておりまして、生徒の健康の保持増進を図る上で、学校の設置者である県が空調設備を整備することが望ましいものと考えております。
一方、県立学校の施設に関しましては校舎の老朽化対策も必要となっており、また、現在も過密状態となっている知的障害特別支援学校の生徒数がさらに増加してきているなど、優先的に対応しなければならない喫緊の課題もございます。
県といたしては、これらの課題に全力で取り組み、空調設備の公費化に早期に着手できるよう、必要な財源の見通しをどのように立てていくことができるのか、その整備手法等について幅広く検討を進めてまいります。
上記質問・答弁は速報版です。
上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
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