新座二丁目、三丁目地区の浸水対策について

Q.安藤友貴議員(公明)

荒川の右岸側の地域では、昨年、一昨年と連続して台風による豪雨に見舞われ、県西部の台地からその東部に広がる平野部の傾斜がきつい地形的な特徴も相まって、大きな浸水被害が頻繁に発生しています。新座市の新座二丁目、三丁目の一部地域においても、平成29年10月22日から23日の台風21号の豪雨により、下水道管から汚水があふれ出て、大きな被害となりました。汚水が逆流し、駐車場が池のようになった箇所もあります。汚水のため、においもひどく、また浮遊物も浮いていました。住民の皆さんは、台風や大雨のニュースを耳にするたび、同じことが起こらないか、日々不安を抱え生活しています。
被害の原因としては、埼玉県荒川右岸流域下水道柳瀬川幹線に大量の雨水が浸入したこと、そして柳瀬川幹線が満幹状態となり、柳瀬川を横断している伏せ越し施設からあふれ出てしまったことだと考えられています。早急に対策を打つべきです。
お聞きします。今回の浸水被害の原因をどのように考えているのか。さらに、浸水対策をどのように進めるのか、下水道事業管理者にお聞きします。
 

A.粟生田邦夫 下水道事業管理者

まず、「今回の浸水被害の原因」についてです。
ご質問の新座市の公共下水道からの浸水被害の原因については、県の流域下水道の柳瀬川幹線が満管になったこと、流域下水道と公共下水道の接続の構造、公共下水道の伏せ越し部分の構造等が考えられます。
このため、県では、流域下水道の維持管理を代行している県下水道公社と連携して、引き続き新座市とともに原因を追究してまいります。
次に、「浸水対策をどのように進めるのか」については、原因を特定し、改善策につなげていくことが肝要です。
そこで、県では、新座市の公共下水道から柳瀬川幹線への流入地点に水位計を設置し、雨天時の水位変動を調査するとともに、接続の構造に問題がないか検討してまいります。
また、新座市においては、伏せ越し部に水位計を設置するなど公共下水道側に問題がないか調査しますので、県と下水道公社で連携して技術的支援等を行ってまいります。
さらに、豪雨時の下水道管からの溢水については、本来は汚水と別に排除されるべき大量の雨水が下水道管に一気に流入することが根本的な原因となっています。
県のデータでは、荒川右岸流域においては、13の流域関連市町のすべての公共下水道から流域下水道に大量の雨水が流入していることが判明しています。
このため、抜本的な対策を行うには、多額の費用と時間がかかりますが、関連市町において、雨水などの不明水対策を行うことが不可欠です。
県としては、広域的な立場で流域全体における対策を企画し、調整を図るなど積極的に取り組んでまいります。
具体的には、県が流域下水道への流入実態等の広域的な解析調査を実施し、原因となっている一定のエリアを絞り込みます。
その上で、関連市町が当該エリアで原因の特定や流入防止対策を行うなど、県と関連市町が一体となった取組みを考えています。
県では、この問題に関する関連市町との定期的な対策会議を今月末に開催します。
改めて、この場で問題意識を共有するとともに、県が調査を実施することについて合意形成を図るなど、県と関連市町による一体的な対策を推進してまいります。
 
 
上記質問・答弁は速報版です。
上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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