虐待ゼロをめざして – 埼玉県虐待通報ダイヤル「♯7171」について

Q.橋詰昌児 議員(公明)

本県では、早期に虐待を発見するために児童虐待、高齢者虐待、障害者虐待の通報を24時間365日受け付ける埼玉県虐待通報ダイヤル「#7171」を運用されています。「#7171」は、虐待ナイ・絶対ナイ社会を目指すという意味が込められていると伺っております。
また、児童虐待はもちろんのこと、高齢者や障害者の通報も受け付ける上、通話料も無料となり、非常に有益な取組であると思っております。私の下に近所のおばあちゃんが、虐待を受けているのでは、どこに連絡すれば良いのですかとの御相談があり、すぐにこのダイヤルをお教えしたこともあります。
しかし、通報件数は年間2,700件程度と伺っており、まだまだ認知されていないと考えます。更なる周知拡大を図るべきと考えますが、福祉部長の見解を伺います。

A.金子直史 福祉部長

県では、虐待のない社会を目指して、平成30年10月から県民からの通報を24時間、365日、いつでも受け付ける♯7171を運用しています。
令和3年10月からは通話料を無料化するなど、より通報しやすい仕組みに改善したところです。
ダイヤルの周知につきましては、日頃からの広報に加え、毎年7月を虐待ゼロ推進月間として、集中的な広報を行っています。
主な取組といたしましては、県内主要駅や金融機関、スーパーなどへのポスター掲示のほか、県や市町村の広報誌やラジオ、SNSなど、様々なメディアを活用して情報を発信しています。
また、7月12日には大野知事をはじめ、県議会議員の皆様にも御協力をいただき、浦和駅や南越谷駅、熊谷駅の駅頭で啓発活動を実施し、県民の皆様に#7171のPRと虐待の防止を直接呼びかけました。
さらに、今年度からは、包括連携協定を締結している携帯電話事業者に御協力をいただき、啓発用ティッシュの配布など店舗での周知を行っております。
多くの県民に#7171 を知っていただくためには、行政による周知に加え、こうした民間企業との連携を図ることが重要と考えます。
今後は、包括連携協定を締結している企業などに対し更に協力を呼び掛けるなど、周知拡大に取り組んでまいります。

上記質問・答弁は速報版です。
上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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