地元問題-県営所沢航空記念公園多目的運動場の施設充実について-

Q.小早川一博 議員(公明)

多目的運動場は令和元年8月にリニューアルされ、人工芝が敷かれました。サッカーやラグビー、ラクロスなどが行われ、令和5年度は9月末時点で約3万5,000人が利用しています。
利用者からは、観客席に日よけの屋根を設置してほしいとの多くのお声を寄せられています。気候変動による暑さから熱中症が懸念され、運動場には十分な日陰がない状態です。熱中症による死亡事故が増えている中、利用者自身の対策だけでなく、施設の環境整備も重要です。多目的運動場の観客席に日よけの屋根を設置することで、利用者の安全と快適なスポーツ観戦環境を提供できます。
多目的運動場観客席への日よけ屋根の設置について、都市整備部長の見解を伺います。

A.山科昭宏 都市整備部長

所沢航空記念公園の多目的運動場は、年間で約8万人の方々にご利用いただいておりますが、利用者の方々からは、これまでに利用料金の引き下げや観客席への日除け屋根の設置などの御要望をいただいております。
このうち利用料金については、県内の子供たちがスポーツ活動をしやすくなるよう、令和5年4月から一般料金の半額となる学生料金を設定したところでございます。
御質問の観客席への日除け屋根設置についてでございますが、観客席には日陰がなく、この夏の猛暑では利用者が体調不良を訴えられたこともありましたことから、県としても一定規模の日除け屋根が必要であると考えております。
多目的運動場には観客席が2か所あり、それぞれ幅が約45メートル、階段式で4段のベンチシートと、比較的大規模な施設であることから、日除け屋根を設置する場合は、規模や構造、工事方法について、詳細な検討が必要です。
そのため、観客席の利用状況を踏まえ、必要となる日除け屋根の規模や構造を検討してまいります。

上記質問・答弁は速報版です。
上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。

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