「止まってくれてありがとう」

Q.権守幸男 議員(公明)

「止まってくれてありがとう」という横断歩道脇の電柱に設置された感謝型反射式電柱幕を最近目にするのではないでしょうか。これが現品でございまして、貴重なものをお借りしてまいりました。私は、初めてこれを目にしたとき、「ありがとう」とは正直、不思議に思いました。それは、皆さん御存じのとおり、道路交通法第38条では、横断歩道を横断する歩行者がいるとき、車両等は停止しなければならないと定められているからです。
県警察は、今年6月から交通関係団体と協力し、この電柱幕400枚を作成し、「歩行者ファースト路線」等に設置を始めました。この電柱幕は、本県と埼玉大学が行っている知事への政策提言の取組の中で、大学院生グループが提案した感謝型注意喚起方式のアイデアが採用されたものです。互恵性規範といって、厚意を与えてくれた他者に対して、同様のお返しをしなければならないという心理学を応用しています。ある有名なセリフを借りれば、「施されたら施し返す」。車両等の停止は法律で定められておりますが、ドライバーは歩行者に対し思いやりの気持ちを持っていただきたいというふうに私は考えます。
ある調査では、歩行者として止まってもらった経験頻度が高まるほど、「自分自身がドライバーのときに必ず止まる」と回答した割合が高まるという結果が出ていると伺っています。私は、横断歩道停止率アップに効果的である「止まってくれてありがとう」を県内にもっと広めるべきと考えますが、警察本部長の見解をお聞きします。
 

A.高木紳一郎 警察本部長

議員お話の感謝型反射式電柱幕は、埼玉大学の学生から政策提言を受け、有効性の高さ等から、これを参考とし設置を進めております。
この効果を検証するため、電柱幕を設置した横断歩道4箇所を抽出し、一時停止率を調査したところ、いずれの場所も、停止率の向上が認められました。
このようなことから、今後、県をはじめ、関係機関・団体と連携し、この電柱幕の設置拡大を検討してまいります。
 
 
上記質問・答弁は速報版です。
上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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