Q.安藤友貴 議員(公明)
都市計画道路保谷朝霞線の産業道路以南の第一期区間について、令和2年4月7日付けで幅員27メートルに都市計画変更が行われ、事業を推進しています。
新規の道路整備に伴い、問題となっていくのが雨水対策、安全対策をどう考えていくかであります。地元新座市では雨の局地化、激甚化に対応するため、下水道整備の方針を示す計画である新座市雨水管理総合計画を策定いたしました。現在の保谷朝霞線の予定地でもある野寺地区、道場地区、畑中地区は、現在でも大雨による浸水もあり、今後、道路整備によって今まで自然浸透していた箇所が浸透せず、新たな雨水の受皿が必要です。
それでは、県土整備部長に2点伺います。
市の雨水管の連携だけでなく道路整備をしていく県としても、雨水の受皿を考えていくべきと思いますが、いかかがでしょうか、お伺いいたします。
A 北田健夫 県土整備部長
都市計画道路保谷朝霞線は、都県境の都市計画道路調布保谷線から新座市内の国道254号に至る、広域的な幹線道路です。
このうち、都県境から県道保谷志木線までの野寺工区と、そこから産業道路と呼ばれる市道までの道場工区で、現在、事業を進めております。
産業道路から畑中地区で国道254号と接続する区間は未着手となっており、現在、都市計画変更に向けた検討を行っております。現地の地形は、野寺工区では、県道保谷志木線に向かって下っており、道場工区は黒目川沿いの平坦な場所となっております。
その先の未着手区間は、黒目川を渡り、川と並走して国道254号に至る平坦な場所であり、全ての区間で雨水処理に配慮が必要です。
設計に当たっては、現地の地形や雨水管の整備状況等を調査し、道路整備に起因する新たな浸水被害が発生しないよう、計画することが必要です。
道路から発生する雨水の受け皿については、道路排水施設を整備する県と、雨水管を整備する新座市とが互いに協力しながら、道路の雨水対策を検討してまいります。
再Q 安藤友貴 議員(公明)
市と連携するということですけれども、もう少し具体的にお願いできますでしょうか。
再A 北田健夫 県土整備部長
現在、道路としての雨水対策については検討しているところですが、具体的に、例えば、歩道における透水性舗装の活用ですとか、貯留や浸透機能を有する側溝や桝の設置などが考えられます。
設計に当たっては、現地の地形や雨水管の整備状況等を調査して、道路整備に起因する新たな浸水被害が発生しないよう計画してまいります。
上記質問・答弁は速報版です。
上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
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