Q.権守幸男 議員(公明)
私は、昨年9月定例会で、電柱幕「止まってくれてありがとう」の設置を求めました。その後、設置件数は増えていき、現在県内で既に400枚以上設置され、以前より車が止まるようになったと喜びの声も聞かれます。
他方、県内には信号機が設置されていない横断歩道が数多くあります。そのような危険な横断歩道への新たな信号機の設置は難しくても、「止まってくれてありがとう」の設置により歩行者を守ることができると私は期待しています。
今後も県内の危険な横断歩道に「止まってくれてありがとう」の設置を推進すべきと考えますが、今後の設置方針について警察本部長に伺います。
A.原和也 警察本部長
県警察では、現在、運転者に対し、信号機のない横断歩道における歩行者優先の意識を定着させるため、交通事故の実態等を踏まえ、警察署ごとに歩行者ファースト路線を選定して、啓発活動や指導取締りを重点的に行っております。
御指摘の「止まってくれてありがとう」と記載した感謝メッセージ型の電柱幕につきましては、昨年400枚を作成し、この歩行者ファースト路線を中心に設置をいたしました。
その後、県において新たに同様の電柱幕を120枚作成し、市町村と警察署が連携して、各地域の通学路や住民からの要望が多い場所を中心に設置したところでございます。
今後も、県をはじめ、関係機関と連携して、交通事故の実態や住民の要望等を踏まえ、電柱幕の設置拡大を検討してまいります。
上記質問・答弁は速報版です。
上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
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