2026/6/16
埼玉県では県立高校のうち、災害時の「防災拠点校」に位置付けられている全36校で体育館へのエアコン整備を進めている。
(防災拠点校は、大規模災害が発生した際に、地域の救援活動の拠点や避難施設としての役割を担う。)
すでに24校で設置され、残る12校も今年度(令和8年度)中の完了をめざす。会派を挙げて推進してきた党県議団(蒲生徳明団長)は、川口工業高校の体育館を視察した。
 同校の体育館には、プロパンガスと電気をそれぞれ動力源とする2種類の空調計22台が設置された。ガス式の空調と発電機を備えることで、災害で電力の供給が寸断された場合も稼働できる。暑さが本格化する夏を前に「生徒たちも(稼働を)楽しみにしている」(校長)という。
 党県議団はこれまで、県民への聞き取りや調査を重ね、定例会で繰り返し県立学校の体育館への空調整備を主張。財源に国の緊急防災・減災事業債の活用を迫るなど、県の方針決定を後押した。県は今後、防災拠点校を皮切りに、他の県立高校や特別支援学校でも整備を進めていく方針だ。