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主張と制作
こんにちは県議会です「各会派代表に聞く」
制作:テレビ埼玉 放送日:平成19年08月26日
司会: 山本団長、本日は、よろしくお願いいたします。
山本 こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします。
司会: はじめに、県民の皆様に、ごあいさつをお願いいたします。
山本 皆様、こんにちは。
埼玉県議会公明党議員団団長の山本晴造です。日ごろから県民の皆様には、わが党に対しまして、多大なるご理解とご協カをいただいておりますことに、厚く御礼申し上げます。これからも、皆様のご期待にこたえるために、公明党県議団10人が団結して働いてまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。

また、7月中旬の台風4号と新潟県中越沖地震は大変大きな被害をもたらしました。被災された皆様方に対しまして、心からお見舞い申し上げますとともに、1日も早い復興をお祈り申し上げます。
司会: それでは、お話を伺ってまいります。先の改選では、公明党は現職10人が立侯補して全員当選されましたね。いつもながら、公明党は大変、手堅いという印象ですが。
山本 いいえ。今回は特に、私自身も含めて大変な激戦でした。
党員・支持者の皆様から言葉では言い尽くせないようなご支援をいただいた結果、10人全員が、何とか再選を果たすことができたと思っています。
議席の重みを改めてかみしめ、県民の皆様にご恩返しする思いで県政に取り組んでいく決意です。

議会全体としては、大きな新旧交代があり、会派の勢力構図も変化しました。
しかし、公明党10人は、全員が2期生以上であり、いよいよ力が発揮できると思います。また、当然ながら、議会内での責任と役割も増したと自覚しています。
司会: それでは、政策テーマごとに県政の課題についてお伺いしたいと思います。
公明党というと、まず「福祉の党」というイメージが浮かびますが、いかがでしょうか。
山本 はい。わが党は、結党以来、福祉の充実を掲げてきましたが、それは埼玉県政においても同様です。ただし、福祉についてもだんだん考えが変わりつつあるように思います。
単に福祉サービスの量を拡大するだけでなく、その質が問われる時代になってきたと思います。また、少子高齢化が急速に進み、財政面での制約が大きな課題となってきています。
まさに、福祉の在り方が問われる時代になってきたと認識しています。
司会: 具体的に言うとどんな変化がありますか。
山本 例えば、障害者福祉では、わが党が積極的に推進し、上田知事が決断した「障害者雇用サポートセンター」 が挙げられます。
今年の6月からスタートしたこの事業は、サポートセンターの職員が県内企業に営業をかけ、障害者雇用の場を開拓していくという画期的なものです。
施設での福祉サービスにとどまらず、働く意欲と能力のある方には、どんどん稼いでもらって、自立できるように応援する。
こうした視点が障害者政策には不可欠になってきたと思います。
司会: 素晴らしい取り組みですね。
山本 はい。私どもも大変期待しております。
司会: 少子高齢化対策も県政の大きな課題ですが、この分野ではいかがでしようか。
山本 この分野でもわが党は県政をリードしてきたと自負しています。乳幼児医療費助成の対象年齢の引き上げをはじめ、今年から実施になった「パパ・ママ応援ショップ」、不妊治療への助成制度、奨学金の充実など、子育て支援策の充実に一貫して実績を挙げることができました。
少子化対策局が設置されたのも、わが党の提案を受けたものと理解しております。
司会: 本当に、実績が目白押しですね。
山本 はい。そして、こうした取り組みに加えて、今後、少子化対策のポイントになるのは「若者の就業支援」だと考えています。
近年、少子化の最大の原因は「晩婚化、非婚化」だと指摘されています。若い世代が十分な収入を得られないため、結婚が遅くなったり、できなかったりすると言われています。
本県でも「ヤングキャリアセンター埼玉」や「若者自立支援センター埼玉」が大きな成果を挙げていますが、こうした視点からの取り組みをさらに強化していきたいと考えています。
司会: 高齢化対策についてはどうでしようか。
山本 私も還暦を過ぎて高齢者の仲間入りをしつつありますが、見ての通り、髪は白くなりましたが、まだまだ元気そのものであります。
高齢化対策では元気で能力や経験のある高齢者にいかに支える側に回ってもらうかがポイントだと思います。年齢だけで一律に決めては財政も破綻してしまいます。生きがいという面でも、もっともっと高齢者に活躍をしてもらえる場を増やしていく方向が望ましいと思います。

また、介護保険制度でも、大手企業のずさんな運営が問題になりましたが、不断の見直しが必要でしよう。現場で働く人たちが低賃金で定着しないということも大きな課題です。
成熟した制度にするために、しっかりと取り組んでまいりたいと思います。
司会: 福祉と並ぶ、医療の分野で、重視されていることはどんな点でしようか。
山本 やはり焦点は、小児救急医療の充実、産科の医師不足でしょうか。
小児救急医療体制は県内でもバラツキがある上、県民の要望も大きい、最重要課題のーつです。
また、産科の医師不足も深刻です。県だけでは解決できない問題ですが、国の制度改革を促し、市町村とも連携した対策を進めていきたいと思います。
司会: 安心・安全な県民生活には、医療体制の充実は、大変重要な課題ですね。ところで、産業政策の分野では公明党はどんなお考えをお持ちですか。
山本 県内産業を発展させ、どんどん稼いでもらって、その果実を県民の福祉向上に使っていく。こうした上田県政の基本的な方向に賛成です。
わが党も提案した企業誘致大作戦はおおむね成功し、今後の成果が期待されます。中小企業支援の融資制度もだいぶ充実し、第3者保証もほとんど必要なくなりました。商店街の活性化も難しい課題で、なかなか決定打が見つかりませんが、高齢化社会を展望すると、商店街は地域にとっては不可欠の存在であり、何とか応援していきたい。
今後も、各議員が現場の生の声をどんどん聞いて、アイデアを探りたいと思います。
司会: 安全・安心という基本理念が上田県政1 期目の大きなテーマでしたが、この点についてはいかが思われますか。
山本 時代の動向を捉えた的確な視点だったと思います。議会と一体となって取り組んだ警察官の大幅増員をはじめ、日本一となった防犯ボランティアの充実など、大きな成果を挙げたと評価しています。
まだまだ、耐震化促進や感染症対策、食の安全など、課題はたくさんありますが、危機管理という視点も含めて、県行政の感度はだいぶ良くなってきたと感じています。
司会: では、次に教育問題について伺いたいと思います。
公明党は教育については、いつも独自の視点から発言されているように感じますが。
山本 はい。議会でも「近頃の教員はなっとらん」というような議論がよく聞かれますが、それで教育長をいくら責めても本当に良くなるのでしようか。
本県には公立学校の教員が約4万5千人いますが、この先生方が本当に力が発揮できているか。子供たちに全カで向き合える環境になっているかも問題です。

近頃は「モンスターペアレント」なる身勝手な親も出てきました。しつけのできていない生徒もいる。教師たちが疲れ、元気を失くしていてはいい教育はできません。議会も現場の先生方を応援している、埼玉の子供達の未来を頼む、という励ましのメッセージを送ることも重要だと考えています。

教育改革は時間がかかります。遠回りのようでも、いい先生を確保し、育てていくことが最重要です。ぜひとも、こうした方向で建設的な提案を続けていきたいと考えています。
司会: 大事な視点ですね。ほかに、公明党議員団として重視しておられる県政の課題はどんなことがありますか。
山本 地球温暖化対策をはじめとする環境問題、行政改革のさらなる推進、信号機増設などの交通安全対策、身近な道路や歩道の整備、河川改修なども要望の多い課題です。また、私ども自身の問題として、議会改革も大きな課題と認識しています。
司会: 取り組むべき課題は多いですね。山本団長もますます忙しいことと思います。
それでは、最後に団長としての決意、抱負をお聞かせください。
山本 団結と現場第一主義。これが公明党県議団の変わらぬモットーです。
10人の議員がそれぞれの得意分野を活かしつつ、団結して県政に取り組んでいく。率先して現場の声を聞き、県政に反映していく。この姿勢を貫いていきたいと思います。
また、県議会議員は県民への奉仕者であります。 どれだけ県民のために働いたかを常に自分に問いかけ、この4年間を走り抜いていきたいと決意しています。
司会: これからもご活躍を期待しています。本日はどうもありがとうございました。
山本 こちらこそ、ありがとうございました。
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